2014年1月20日月曜日

街のしかけ③・④

一部の方にご好評をいただいているサンパウロ街のシンボルあしらい信号機電影シリーズ、本日思いがけない遭遇を果たして意外にも二軒も撮れ高確保したのでした。タクシーだけで移動しようと思っていたけど近くに駅があったからそれなら地下鉄でいいじゃんと偶然にも通過したSão Bentoという地下鉄の駅前と、以前からお伝えしているLiberdadeの駅前から。

São Bento

São Bento

Liberdade

Liberdade
サンパウロ一の東洋人街。土日の混雑具合は何のお祭りですか?と問いたくなるくらい。
この街の象徴は大阪橋にかかる鳥居なのでこのマークが信号に。

2014年1月14日火曜日

ハウルの動く城

サンパウロにハウルの動く城が出現した。

それは市の中心部にあるParque Tenente Ciqueira Campos公園(通称Trianon公園)の外周沿いに、やんわりと出現した物体であった。土台はリヤカーなのだろう。その上に幾重にもなんとも形容しがたい物体が折り重なって、それでも本堂たる居住区はスペースを確保しつつも、みてくれを拡大することに成功している。素材は段ボール、布、どこから入手したか鉄骨、その他さまざまな他力本願なアイテムを寄せ集めたと思われるコスモが、そこには存在している。鎮座ましましている場所は、昼間は駐車禁止の場所である。2013年10月末日くらいから建設作業が始まって、ほぼ毎日周辺を走っている自分にも気が付かないくらいに実におごそかに、しめやかに拡張工事は進められ、年末に気が付けばシンボル的な煙突も備え付けられてそれはもうまさにハウルの動く城だという風情に盛り立てられていたのであった。

写真を出せたらそれに越したことはないが、なにしろ誰が所有者なのか皆目見当もつかないその物体の写真を撮影することは憚られ、それ故に文章のみの記載とする。

このサンパウロのハウルの動く城、動かせばアニメのハウルの動く城宜しく動くかと言えば絶対にあのようなぎっこんばったんのカワイイ動作はしないだろう。また、市民警察の摘発を受けたらひとたまりもないだろう。もはやかさを自ら盛りすぎて、動けない身体になっているはず。そう、例えて言えば逗葉のリヤカーの4倍くらいの体積になっている。これを普通の車輪で動かせるはずはないわけで、それでも作っている本人はその移動体のシンボルと思しき煙突をあしらっている。言って見ればゴミの寄せ集めのその工作物の中で、せめてものシンボリックな存在として煙突は欲しかったのだろうか。作成者のせめてものエイエイヲーを感じるのだが、結果として絶対に身動きが取れないその表現の自由の帰結は如何になどと思ってしまう、ランニングの最中のことなのである。


2014年1月13日月曜日

街のしかけ②

サンパウロ街のシンボルあしらい信号機電影シリーズ第二弾は、MASP(Museu de arte de Sao Paulo)前の交差点から。

なにやら著名な建築家が手掛けたという現代美術館建築の高床式構造をあしらっています。しかしつくづく地味だなー。