乗り込んだエレベーターの中に先客がいたとき、みなさんはどのようなポジショニングを取るだろうか。そしてどちらを向いてあの気まずい時間をやり過ごすだろうか。
日本人なら決まって他の人の邪魔にならないような場所(下手すると相手から最も遠い場所)に位置して、入場した方向とは真逆つまりくるりと振り返ってトビラの方を向くに違いない。日本以外の国でも、ほぼほぼ同様な気がする。さほど違和感を感じたことは無い。
さてポルトガル語でエレベーターはエレバドールだ。
ポルトガル語でなになにをする人(や機械)みたいな意味でナントカドールは結構多く、その大げさな響きが可愛い感じがしてときどき吹き出しそうになる(ナントカイスタも多いが同じく大げさで笑える)。乾燥機セカドール、運転手モトリスタみたいな。
そのエレバドールの中が問題だ。ここブラジルでは、乗り合わせた人は皆内側をむいて乗ってくる。例えば混んでいて一人分しかないスペースに乗り合わせたオジさんは、乗ってきたその方向を向いたままどーんとまんじりともせずステイする。そう、完全にみんなの方を向いたままなのである。
なぜこうなるのだろう。ブラジル人同僚に聞くと、「背中を向けると愛想の悪い人みたいだから」との答えだった。また別のブラジル人達からは、後ろを向けてオカマに思われるのを嫌うから、防犯上無防備だからなど、実にお国柄を反映したと言えそうな理由が聞こえてきた。
例えば一つの箱に3人乗っていれば、奥、右、左、それぞれの壁沿いに立って皆中心部を向いて乗る。もはや昇降機サロン状態である。だからといって何かお話しするというものでもない。田舎町であればまたそれは違って、初対面であっても暮らしにゆとりがあるから一言二言話が始まるというのはあるが、この大都市サンパウロではお話などしないのである。であれば向く方向も東京方式で良い様な気がするのだが・・・。
この感覚は、ブラジルに住み始めて7か月経つ今でも慣れない。なんとも異様です。
日本人なら決まって他の人の邪魔にならないような場所(下手すると相手から最も遠い場所)に位置して、入場した方向とは真逆つまりくるりと振り返ってトビラの方を向くに違いない。日本以外の国でも、ほぼほぼ同様な気がする。さほど違和感を感じたことは無い。
さてポルトガル語でエレベーターはエレバドールだ。
ポルトガル語でなになにをする人(や機械)みたいな意味でナントカドールは結構多く、その大げさな響きが可愛い感じがしてときどき吹き出しそうになる(ナントカイスタも多いが同じく大げさで笑える)。乾燥機セカドール、運転手モトリスタみたいな。
そのエレバドールの中が問題だ。ここブラジルでは、乗り合わせた人は皆内側をむいて乗ってくる。例えば混んでいて一人分しかないスペースに乗り合わせたオジさんは、乗ってきたその方向を向いたままどーんとまんじりともせずステイする。そう、完全にみんなの方を向いたままなのである。
なぜこうなるのだろう。ブラジル人同僚に聞くと、「背中を向けると愛想の悪い人みたいだから」との答えだった。また別のブラジル人達からは、後ろを向けてオカマに思われるのを嫌うから、防犯上無防備だからなど、実にお国柄を反映したと言えそうな理由が聞こえてきた。
この感覚は、ブラジルに住み始めて7か月経つ今でも慣れない。なんとも異様です。
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