かつてのブログで、バイクの話(人生初のバイクを買おう!からの二輪免許取得の話)を書いた。息子の少年野球を手伝う為の足として、免許を取得してバイクを購入した。購入のあれこれを書くのをすっかり忘れていたので、もはや我々親子の欠かせない相棒となったヤマハTricityについて触れておきたい。
これを書いているのが2024年9月。
早いものでもう息子は6年生。少年野球最終学年の夏もおわり、彼とのタンデムライフも終点が見えてきた今日この頃で、いささかの感傷も含まれていたりする。
◾️車種選定までの流れ
子供を乗せたタンデムで1日10〜30km走行する用途が明確なので、安定性と乗り心地を重要視。そして少年野球の荷物を積むと言うことで積載量を次に重要なポイントとして、購入するバイクを選択した。
Tricity125以外の比較対象として最後まで候補に残ったのは、ホンダのLeadとPCX。
Leadは教習車だったので良く慣れた車両で、シート下積載も豊富で魅力的、PCXはスタイリッシュで取り回しが良いというところをレンタルバイクで半日乗って確かめた。結果として抜群の安定性と安心感とそこそこの積載量、車体が重いのがやや心配だったものの総合点でヤマハTricity125に決定した。
Leadは質実剛健なるも全体に地味な印象が落選の主因、PCXは乗り味の軽さ(私の用途からするとマイナス評価)と足元がステップスルーではない点がネックとなり、軍配はYAMAHAのTricity125に上がった。
◾️一年間の猶予期間
2021年9月末に小型二輪の免許を取得、
2022年2月にTricityが納車され、一人運転を開始。
免許取得から1年間は二人乗り禁止。
2022年10月1日に解禁となった。
二輪初心者の私にとって、この一年間は慣れの期間として大きな意味があった。
この期間に一通りのヒヤリハットに出会うことで、心の準備が出来た。
息子をタンデムで乗せる前に、まずは十分に一人で練習しておく必要があったと心底思う。
◾️野球少年の荷物
私自身はサッカー少年だった為よく知らなかったのだが、野球少年は荷物がやたら多い。
バット、グローブ、夏はクーラーボックス、やたらとデカイ2リットル水筒、弁当、補食、
その上、息子はキャッチャーをやっていて自前の防具セット(プロテクター、レガース、ヘルメット、マスク)を持っているので毎回その荷物を運ばねばならず、キャッチャーミットもあり、他の野手に比べてグローブが一個増えたり。
その上、私自身も審判員としての資格を取って毎週審判をやらせて頂いているので、その防具やシューズなども運ぶ。と言うわけで、とにかく荷物の多い親子なのである。
購入時にオプションとしてリアキャリアをつけて、かつその上部に荷物を載せツーリングネットで固定するという形でなんとか走行している。
◾️結果的に最高だった車種選択
と言うわけで我々親子の少年野球ライフにとって、我ながら最高の選択をしたと思っている。
不安要素として車体重量(165kgもある!)があったものの、取り回しはすぐに慣れたし、自重の重さはむしろ高速走行時の安心感に繋がる側面もあるから、結局メリットでもあった。
125cc原付二種というカテゴリに、かくも安定感が高くタンデムに最適な車種を投入してくれたヤマハさんに感謝である。同じ境遇で車種選択で迷っている方がいたら、Tricityを強くお勧めしたい。

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