2013年7月20日土曜日

笑顔でサービス

世界で日本とブラジルくらいではなかろうか。
微笑みの国タイは、次点くらいか。
レストランや空港など、街の普通のサービスを自然な笑顔付きで得られるのは。

仕事や旅行を通してかれこれ30か国以上を巡ったが、上に書いた以外の国では笑顔など望むべくもない。というより、無愛想がスタンダードなのだと思う。だからツッケンドンにされても、もう腹は立たなくなった。

・・・というのはオオウソで、旅慣れていようがそうでなかろうが、こっちが客なのになんでそんな態度をされなきゃいかんのだとか、レジ打ちながらガムをかむなとか、カウンターのむこうでは私語をつつしみなさいとか、実に色んなことでいまだにイライラする。などというように国際化できない自分がなんとも情けないが、ニホンジン生まれだからしょうがないとも思う。

ま、もっとも、日本が異常だというのもアタマでは理解してはいるつもり。

そんな私が赴任したここブラジルは、本当に人が良くて、男も女も笑顔が自然に出る人達で、オンでもオフでも、サービス業に従事してても、みんなにこやか。だからいつも気持ちが良い。だいたいこちらの人はあいさつの後にちょっとした話をするのが普通で、それが無理ない感じでとても自然。チップも要らない文化だから、それを見越した不自然にスマイル大盛りな妙な対応とか過剰サービスに出くわすこともない。

日本人移民が定着した背景にも、食分化が似ているということに加えて、こうした笑顔の要素も少し含まれているのかなとも思ったりする次第。

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