ブラジル人との会話のワンシーン。
ブ「奥さんはブラジル人?お子さんは?」
私「いや、妻は日本人だよ。子供は二人いる。」
ブ「お子さんはブラジル人?」
私「いや、日本人だけど・・・ (なんで?)」
ブラジルではしばしばこういうやりとりが起きることがある。
相手は、私が日本人であることを知っている。
そして最初の問答から私の妻も日本人だということが既知。
それなのに、なんでその二人の子どもがブラジル人である可能性があるのか。
答えは最近わかってきた。
彼が聞きたいことは、ブラジル人かというより、ブラジルで生まれたのか?ということなのだ。
ブラジレイロ(Brasileiro)というのがその彼の使った単語なのだけれど、日本語に訳すと、それは『ブラジル人』というより、『ブラジルで生まれた人』を意味すると解釈したほうが良い(局面もある)。
ここ移民国家ブラジルでは、実に様々な人種が混在している。
19世紀後半に奴隷解放があり、労働力を必要としたコーヒー農園主が政府に圧力をかけ、積極的な移民政策が始まったこの国では、最初はドイツイタリアなどのヨーロッパ各国、そして日本へと移民誘致を広げていった経緯がある。
なので移民到着後から即戦力として人を使っていかねばならず、元より人種やルーツにこだわらない性質の社会が出来上がったのではないかと推測するのである。
地球の反対側のこの国では、季節も正反対なら国民性も真逆と言えるほど違う。そして移民政策についても日本と正反対であるのが面白い。
ブ「奥さんはブラジル人?お子さんは?」
私「いや、妻は日本人だよ。子供は二人いる。」
ブ「お子さんはブラジル人?」
私「いや、日本人だけど・・・ (なんで?)」
ブラジルではしばしばこういうやりとりが起きることがある。
相手は、私が日本人であることを知っている。
そして最初の問答から私の妻も日本人だということが既知。
それなのに、なんでその二人の子どもがブラジル人である可能性があるのか。
答えは最近わかってきた。
彼が聞きたいことは、ブラジル人かというより、ブラジルで生まれたのか?ということなのだ。
ブラジレイロ(Brasileiro)というのがその彼の使った単語なのだけれど、日本語に訳すと、それは『ブラジル人』というより、『ブラジルで生まれた人』を意味すると解釈したほうが良い(局面もある)。
ここ移民国家ブラジルでは、実に様々な人種が混在している。
19世紀後半に奴隷解放があり、労働力を必要としたコーヒー農園主が政府に圧力をかけ、積極的な移民政策が始まったこの国では、最初はドイツイタリアなどのヨーロッパ各国、そして日本へと移民誘致を広げていった経緯がある。
なので移民到着後から即戦力として人を使っていかねばならず、元より人種やルーツにこだわらない性質の社会が出来上がったのではないかと推測するのである。
地球の反対側のこの国では、季節も正反対なら国民性も真逆と言えるほど違う。そして移民政策についても日本と正反対であるのが面白い。
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