2016年10月22日土曜日

やさしい外国語



私見だが、ポルトガル語は日本人にとって易しい。
こう言い切りで書くと語弊があるかもしれないが、英語に比べるとだいぶ習熟が楽だと感じている。

理由は二つ。 
①発音の許容範囲が広い
②語順が多少入れ替わっても意味が通じる
ということで易しいのだ。

で、これは、韓国語にも通じる優位性だと思っている。
韓国語はさらに、語順については日本語と同じという優位性を持っている。(文字がユニークという意味で減点もあるので総合点は行って来いだが) 

常々思っていることだけれど、日本人が最初に習う外国語をラテン系か韓国語、はたまた同様に上記2点の優位性を持つ他の言語にすれば、外国語スピーキングアレルギー』とも言える症状を減らせるのではないかと思う。というのも、そもそも英語は日本語とは発音体系が著しく違うし、語順に対してルールが厳密であるから、日本人には割とハードルが高いと思うからだ。 

また 、一部の専門家を除いた大部分の外国人にとって、外国語を学ぶ目的はあくまで「意思疎通」であり、キレイな発音や文法的に正しくコトバ並べをすることではないはずであり、またスピーキング/ヒアリングの重要度が高いはずだ。

発音と語順比較的容易なこうした外国語で異言語コミュニケーションに慣れた後、第2外国語で英語を習えばシナジー効果も手伝ってその習熟スピードも上がると思う。

ま、実際には外国語は二つも要らないとか、マイナー言語を最初に習得する時間がもったいないとかいう話が浮上して政策として実行するのは難しいのだと思う。けれど、もし英語で行き詰った人がいたらそれにこだわる必要はないんじゃないかなって気がする今日この頃なのです

(私は大学で2年間韓国語、1年間スペイン語を学び、いまブラジルでポルトガル語を習得しましたので、上記の様に偏った言語についてのみ書いていることご容赦ください)

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